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国会

”領収書なしでもO.K.”文通費とは?「100万円もらったら、それっきり」岩井奉信・日大名誉教授(政治学)

2021.12.21

【概要】
国会議員に毎月100万円支払われる「文書通信交通滞在費」の使途公開を義務付ける法改正が暗礁に乗り上げています。このまま国会を閉じるのでしょうか。岩井氏は、改正がなければ、政治不信が増すと指摘します。(12月13日)

12月21日、文通費の見直しを断念したまま、国会は閉幕しました。
自民党が「日割り」で手を打とうと考え、収支報告や領収書の添付義務にまでメスをいれたくないと考えた結果です。税金をブラックボックスのまま運用することをいつまで続けるのでしょうか。

次期国会は150日間と、議論するには十分な時間があります。自民党議員は、税金の使い途について、どう取り扱おうとするの、注目し続ける必要があります。(12月21日)