【日時】
12月15日(木)21:15-
【出演】
GUEST
猿田佐世 新外交イニシアティブ(ND)代表・弁護士(日本・NY州)
宮良麻奈美 石垣自衛隊基地訴訟・原告
杉原浩司 武器取引反対ネットワーク(NAJAT)代表
MC
工藤剛史(CLP)
【概要】
歴代内閣は、軍事関連予算およそ「GDP比1%」を守ってきました。しかし、岸田政権はこの水準を倍化させ、今後5年間で軍事費43兆円を積むことを決めました。(「GDP比2%=11兆円/年」はアメリカ、中国に次ぐ世界トップ3の水準となります)。おまけに、その費用負担については「国民自らのの責任」と、市民生活がひっ迫する中、”防衛増税”を正当化する有様です。
相手を直接攻撃できる長距離ミサイルの配備を進め、自衛隊を南西諸島を中心に再編成しようとする岸田政権は、70年間守ってきた”専守防衛”を安保法制によって根底から覆した”安倍政治”をそのまま引き継ぎ、軍事大国への道を歩み始めています。
岸田政権の支持率は低迷していますが、各紙世論調査では「敵基地攻撃能力の保持」あるいは「防衛費の増額」支持が過半数を超えるという事態が起きています。この事態をどう捉えればいいのか。岸田国家像を批判的に捉え、私たちが今後、進むべき道を探ります。