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長生炭鉱

「坑道は生きていると思う。パイプを取り出せれば」#長生炭鉱

2024.08.01

【概要】
太平洋戦争に突入していった帝国日本では、戦時総動員体制がとられ炭鉱の開発は激化。日本で最大の海底炭田が広がる山口県宇部市の長生炭鉱で、1942年2月、183名が生き埋めとなる事故が発生した。遺骨は今も海に沈んだままだが、30年前から活動する市民団体が、遺骨収容のために坑道の入り口を探索し、開けることを決断。一方で、海上側からも、かつて出入り口として使用された廃棄・排水口「ピーヤ」から潜水調査に乗り出すことに。

7月31日に行われた水中探検家・伊左治氏のピーヤからの侵入調査の様子を公開。

(長生炭鉱 山口県宇部市・2024年7月31日)

(取材・編集 工藤)