【概要】「長生炭鉱の水非常を刻む会」は、83年前に水没し、183名が生き埋めとなった長生炭鉱犠牲者を30年以上にわたって追悼してきた。しかし、炭鉱は事故直後に封鎖され、掘削に従事してきた炭鉱夫たちの遺体は回収されなかったため、遺骨は遺族の元に還らないままでいた。「刻む会」は戦中の”富国強兵”政策への動員圧力によって過酷な労働を強いられてきた炭鉱夫(朝鮮半島出身者136名を含む)の遺骨の収容と追悼は、政府の義務だとして要請してきたが、政府は「遺骨の位置がわからない」などと繰り返し、対応を避けてきた。事故から80年以上が経過し、遺族も少なくなる中、政府の対応を待っていられないと判断した「刻む会」は、昨夏クラウドファンディングを募り、埋没し場所がわからなくなっていた坑道の入り口を発見(9/25)、次いで世界的なダイバーである伊左治佳孝氏の協力を経て、ついに全長2kmに渡って広がる海底坑道の潜水調査に漕ぎつけた(10/30)。そして、坑道の入り口から200m先までロープを張ることに成功、遺骨が多く眠るとされる最深部まであと130m程のところまで迫った。この調査で、遺骨の収容が実現できる可能性が高いことがわかったのだ。
そして今、「刻む会」は2025年を「遺骨返還元年」とすべく、遺骨収容に向けた第二次潜水調査を実施する。
配信日時:2025年1月31日〜2月2日(4回)
【長生炭鉱ライブ①】潜水調査❶(1月31日午後)
【長生炭鉱ライブ②】追悼集会 (2月1日午前)
【長生炭鉱ライブ③】潜水調査❷(2月1日午後)
【長生炭鉱ライブ④】潜水調査❸(2月2日午前)
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